磯野家のリフォーム!

「個」+「集」をつなげる緩衝帯(バッファゾーン)を取り入れ、

磯野家の間取りを今風の新しい間取りに変えてみましょう。


NEW磯野家の間取り、どこが変わったかわかりますか?


客間6畳のスペースを中庭にしました。

中庭にしたことで、どの部屋にも光が降りそそぎとても気持ちの良い空間ができます。

「個」と「集」をつなぐ手法として 

「吹き抜け」
「中庭」
「半戸外のアウトドアルーム」
「サンルーム+縁側」

 等のいわば緩衝帯があります。

もちろんこれ以外にもキッチンの形式や階段の考え方も大切であります。

これらに共通するのは“空間と空間がやわらかく自由につながる”という感覚です。

家族の気配が感じられる距離感を空間がつくるのです。

今までの間取りは単に部屋数だけを確保し、壁で囲い、空間を遮断していました。

機能や便利さだけの満足感だけでなく、間取りには豊かさをつくる遊びのスペースが大事なのです。

間取りを考える時にはぜひこの考え方を導入してほしいと思います。

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世田谷の一等地に建つ磯野家。磯野家にはクーラーがありません。扇風機とタラちゃんが上半身裸になっているのを見かけるくらいです。広い縁側から、気持ちよい風がよく通るのでしょう。居室を密閉しクーラーをガンガンかけているのは日本くらいでは!?

クーラーの風、自然の風、どちらが体に優しいのか、どちらが地球に優しいのかは一目瞭然です。この違いに気付いていれば、「シックハウス法」も必要なかったでしょう。地球に優しい間取りを考えることも大切ですね。


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